フリーランスが仕事がないピンチを乗り越える方法

模索をした

子供結婚して子供が生まれて、それまで勤めていた会社を退社、子育てに励みつつふと我に返る、このままでいいのかな、うちってこの経済状態で大丈夫なの?と考えるようになったんです。
生活はできる、でも貯蓄はできない、という状態では子どもを育てていく上で不安すぎる……でも我が家の場合、お互い近くに両親がいない、見てくれる人がいないとなると保育園にお世話になる、でも待機児童になるのは見えている、だって私仕事がないもん、退職しちゃったもん、でいろいろ模索してライターという道を選択しました。

フリーライターとして走り始めてからしばらくは、とにかく育児の合間に仕事をこなすという事に精一杯、家事はしっかりやらないと夫から絶対にクレームが入る、「そうまでしなくてもいい」というクレームです。
「お金に困っているわけじゃないからそんなに頑張らなくてもいい」というのが仕事を始めた当初の夫の考えだったんです。
だから育児、家事をこなしつつライターとしてお仕事を定期的にもらえるようにと奮闘していたのですが……少しずつ量が増えていくと、その時、どうしても受けられない仕事が出てきます。

仕事がないーそんな時できる事

クライアント様にお断りしたお仕事、もったいなかったな……もうちょっと頑張っておけばよかったなと思うのですが、多分頑張りきれない量です。
断って正解だったのですが、翌月、そのクライアント様からお仕事はいただけなかった、しかもこのクライアント様をお断わりした理由になった別のクライアントからも今月仕事ないですーなんて言われると真っ青、ええ?コンスタントに仕事ないと困りますーとなってしまいます。

こんな時、そのまま諦めるのではなく、昔お世話になったクライアントさんやそのほか、ライターとして自分を紹介してくれた方などにメールしてみるとか、電話をかけてみるなどしてみましょう。
ライターはほとんどメール連絡が多いと思いますので、思いつく方々にメールを送ります。

ライターもただお仕事を待っているのではなく、自分から売り込むことも大切なのです。
売り込むといってもメールで「お仕事ないでしょうか、あったらお声を掛けていただきたいです」と連絡するだけなので、営業……とは言えないかもしれませんが、こういうメールを送ってみると、以前の仕事がどうだったのか?ということが大きくかかわってきますが、いくつかの皆さんから仕事を頂けます。

少なくとも私はこうしてメールをしたことでいくつか仕事を頂き、ホッと一息ついたのです。
生活に支障がないとはいえ、仕事を始めると「仕事がない」という事が何より怖い……フリーランスとはこういう気持ちになるのだと初めてここで知ったのでした。
フリーで働くことの大切さはこちらのページからでも参考にしていただくことができます。
>>専業主婦、フリーライターになる『THE LANCER』

新しい仕事をするために何が必要?

今は常にお仕事をくれるありがたい存在のクライアント様・担当様がいてくれるので、私はフリーランスとしてなんとか仕事をして行けるのですが、とにかく最初は仕事がない月を作らない、という事を主軸にしていました。
毎月コンスタントに「いくら稼げるように」という思い、目標を持っていたのです。
そのため、当時はネットなどでライター募集という声を見かけると応募したり、雑誌社へ連絡して何ができることないでしょうか、仕事が欲しいんです!なんて、今考えるとびっくりするくらい図々しい事、してました。

穴があったら入りたい……くらいです。
でも当時は本当に必死で、とにかく仕事をコンスタントにこなせる状態になろう、毎月報酬を頂ける本当にフリーライターになろうと必死だったのです。